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エチオピア グジ G1 ウラガ ナチュラル 100g
¥1,300
【フレーバーコメント】 ラズベリー、アプリコット、レッドワイン、フローラル エリア:エチオピア オロミア州 グジ ウラガ 生産品種: エチオピア在来種 精選方法:ナチュラル 標高: 1,900-2,000M オロミア州南部に位置しているグジはエチオピアの中でもその素晴らしいクオリティから高い評価を受けている産地です。 この地域は2000mを超える標高でしっかりと雨量が確保できる環境です。原生林の中で遮光されながら栽培されたチェリーを約650名の小規模生産者がハンドピックで収穫しています。 この美しい地域に住まう人々は生活にコーヒー生産が根付いています。 精製はウラガに位置するハワタ ドライングステーションにて行われます。乾燥工程はアフリカンベッドにて15~18日間行われます。この工程中は均一な乾燥や過発酵を防ぐ目的で適宜攪拌を繰り返しています。 日中の12時~15時の間には強い陽射しを遮光するためにカバーをかけています。夜間にもまた雨に濡れることを避けるためにカバーを使用しています。
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ケニア ミトンド ウォッシュド 100g
¥1,300
フレーバーコメント 黄桃、プラム、オレンジ、ハーブ ・生産国・・・・・・ケニア ・ローストレベル・・中浅煎り(ローストレベル2) ・品種・・・・・・・SL28,SL34,Ruiru11 ・精製方法・・・・・ウォッシュド ・標高・・・・・・・1,486m ケニアは世界の中で最も優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています。 キリニャガ地域はケニアのコーヒー産業の中でも重要な産地です。 ケニア山麓南部に位置するキリニャガ地域は、高品質コーヒー生産に最適な環境が整っています。 この地域は、ケニア山からの火山灰土壌が積もり、コーヒー生産に内的な肥沃な農地が広がっています。 滑らかな質感はこの地特有のもので、この質感こそが、ケニアコーヒーならではの生き生きとした酸を支える大事な役割を担っています。
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コロンビア ウィラ エルディビゾ ティピカメホラード サーマルショックウォッシュ 100g
¥2,400
フレーバーコメント ストロベリーヨーグルト、ライチ、フローラル ・生産国・・・コロンビア ・ローストレベル・・浅煎り( ローストレベル 1 ) ・品種・・・・・・・ティピカメホラード ・精製方法・・・・・サーマルショックウォッシュ ・標高・・・・・・・1,750m-1,850m 品種由来の特性なのか、フローラルな印象とフルーティな印象が重なり合ってクリーンでありながら複雑な香味が感じられます。 冷めてくると印象も変わり、青りんごやメロンのようなフレーバーや乳酸系の優しい酸が感じられ、心地よい飲み口です。時間経過とともに変わる印象を楽しんでいただけたらと思います。 【 精製工程 】 1.選別 ── 完熟したチェリーを手作業で選別します。(およそ70%が赤色、30%がピンク色)。糖度はおよそ23°です。 2.オキシデーション ── チェリーをおよそ22 °Cの環境下、開放容器の中に48時間置き、好気性発酵を促します。 3.チェリーの状態での嫌気性発酵 ── その後、チェリーを密閉された樽やプラスチックバッグに入れ、約16〜18 °Cの低温環境で12時間発酵させます。 4.追いオキシデーション ── チェリーをホッパーの中で6〜12時間休ませ、その間に出てくるモスト(コーヒーの果汁)を採取します。モストは後の工程で使用します。 5.果肉除去 6.モストを入れたオキシデーション ── 果肉除去後、ミューシレージ(粘液質)が付いたままのパーチメントコーヒーを約12時間かけてオキシデーション(酸化)を施します。 その間に、あらかじめ採取しておいたモストを加えて微生物の働きを促進します。コーヒーは時々かき混ぜられます。 7浸漬式発酵 ── その後、パーチメントの状態でモストに浸し、約28 °Cの環境で8時間発酵させます。微生物の活動が均一に行われるよう、時折かき混ぜます。 8.サーマルショック ── 発酵後、コーヒーに65〜70 °Cの熱湯をかけ洗浄します。この「サーマルショック」によって微生物の活動が止まり、風味成分がしっかりと閉じ込められます。 9.乾燥 ── ハウスや屋根付きの乾燥場で18〜24日かけてゆっくりと乾燥させます。繊細な香りや酸味を保つため、温度は30〜38 °C以下に保たれます。 【生産地概要】 ウィラはコロンビア南西部に位置しカウカと隣接し、ウィラの南部に位置するのがピタリト地域。ピタリトの南東部に位置するのがブルセラス地区です。 アンデス山脈の一部に位置し、標高1,300〜2,000メートルの高地にあります。火山性の肥沃な土壌で水はけの良い斜面が多く、昼夜の温度差があるため高品質なコーヒー栽培に適した気候を有しています。 歴史的にコーヒー栽培が盛んな地域で、現在ではスペシャルティコーヒーの産地として知られています。豊かな森林と多様な植生に恵まれており、熱帯雲霧林(モントーニャ・ヌビオーサ)や高地森林が広がるため、ランやコケやシダ類が豊富。固有種の鳥類も多く生息し、山岳鹿など希少な種も存在しています。 El Diviso(エル・ディビゾ)農園は、約30年前にホセ・ウリベ・ラッソさんによって設立された家族経営の農園です。ナリーニョ県での紛争から逃れるために、ウィラ県ピタリト市ブルセラス地区に移住し農園を開拓をしました。その後、現在の代表であるネストルさんと弟のアドリアンさんが農園を引き継ぎスペシャルティコーヒーへの生産に舵を切りました。 幼いころからコーヒーが身近だった彼らは、コロンビア政府が提供する職業訓練場「SENA(Servicio Nacional de Aprendizaje=国立職業訓練機関)」でスペシャルティコーヒーの栽培・精製や品質管理、センサリーに関する理論的知識を学び、農園の品質向上に活かしています。 また環境保護にも熱心に取り組んでいます。農園の約18ヘクタールの一部(約2~5ヘクタール)は自然保護を維持するために、森林保護区として原生林を保存し、動植物の生態系や生物多様性を維持する活動も行っています。 ラッソ兄弟の挑戦 SENAで基本的な基礎理論を学んだ彼らは、コロンビアの地形が生み出すテロワールと伝統的な栽培方法に加え、新しい発酵や乾燥技術など先進的な加工方法を導入し精製プロセスを磨き続けました。またシドラやゲイシャ、ピンクブルボンやパカマラ、ジャバなどの希少なコーヒー品種の栽培にも取り組みました。 技術的・科学的アプローチから改良を重ね、マイクロロットの生産に注力した結果、複雑なフレーバーをつくりあげることに成功し、ヨーロッパ各地のバリスタ協議会でも使用され高評価を得ています。それから、世界的にスペシャルティコーヒー市場でも認められる存在となりました。 【ティピカ メホラードとは?】 ティピカ メホラード(Typica Mejorado)は、その名の通り「Typica(ティピカ)」という原種を「Mejorado(スペイン語:改良された)」したもので、エクアドルで開発されたと言われています。収量向上と耐病性、ティピカ由来のカップクオリティを目指し開発がされ、エクアドルやコスタリカ、コロンビアなどの中南米で主に栽培されています。ただ正確な遺伝的起源は未公表であり、エクアドルの研究機関や農園と共同で交配された?など諸説あります。 ティピカ × ゲイシャ系の交配品種ではないかという説(ゲイシャに似たフローラルさを持つため)、ティピカ系統の自然変異やセレクションによる改良品種という見方もありますが、正式な系統登録やDNA解析結果は今のところ公式には発表がされていません。 複雑で洗練された風味、フローラルな華やかさ、クリーンでバランスも良く、なめらかなボディ感、エレガントさが特徴的で、バリスタチャンピオンシップなどの競技会でも使用されています。 遺伝的な特徴から、1,600~2,000m以上の高地栽培、昼夜の寒暖差がある地域など限られた条件下での栽培が求められます。また繊細で複雑な風味を損なわず引き出す為には、丁寧かつ緻密な精製管理が求められ、ポテンシャルを引き出すためには手間暇をかけた手入れが欠かせません。 エル・ディヴィソ農園でも、品種が持つ本来の特性を引き出し、カップの明快さ、鮮やかさ、一貫性を確保するために、各精製ステップで厳格な品質プロトコルを設け、管理を行っています。

